よくある質問
元号とお墓は何か関係がありますか?
お墓における元号の変更も、影響は少なからずあります。
2019年5月1日に、新天皇即位が行われます。
現平成天皇の退位を以って、平成の時代は終焉を迎えます。
新天皇の即位を以って、新元号となります。
新元号については、
・平成中に新元号を内定・発表
・元号が2つ存在することがないよう5月1日発表
など様々な検討が行われているようです。
早めの発表で、元号変更による経済影響を少なくすることも、議論の一因になっているようです。
多くの石碑には「建之日(こんりゅうび)」が刻まれています。
お墓を建てた日(一般的には年月・吉日とします)と建てた方のお名前を刻みます。
ここで元号が使われ、今後はここがお墓では変わってくる部分です。
西暦で刻まれる方も割合は低いですがいらっしゃいます。
しかし無宗教・無宗派が多くなった現代でも、お葬式にはご住職をお呼びしたり、
戒名(法名)をいただく方が、まだまだ多くなっています。
戒名(法名)をいただいた時に、亡くなったお日にちや年齢も用紙に記載されます。
ご住職が西暦で書くことはなく、皆元号年になっています。
お墓やお位牌に彫刻する際は、基本的にはご住職の書いたとおりに、
戒名(法名)・亡くなった日にち・年齢を使用しますので、元号が原則になります。
戒名を頂かない無宗派の方やキリスト教の方では別ですが、
建之日を西暦で刻み、亡くなった日にちを元号年で刻むと逆にややこしいですよね。
いずれにしても、「平成」で刻むお墓作りもあと残すところわずかです。
お墓の完成には約2~3か月ほど必要ですので、逆算しても平成31年1月のお申込まで
が「平成」と刻める最後かと思います。
「平成三十一年四月吉日」という平成最後の建立にするか、「新元号元年五月吉日」の
新元号での最初の月の建立にするのか、ご家族様で考えてみるとよいでしょう。