4月神戸大霊苑に桜が咲きました。今年は少し遅めの開花でした。苑内には桜の木が何か所かありますがひと際目立つのがM区の桜です。まだ小ぶりではありますが目線の高さで感じられる春の便りを楽しみにしているお施主さまも多く、撮影時にも奥に見えるあずまやで桜を愛でながらお食事されていました。親鸞上人が9歳で出家なさる時に書いた詩に「明日ありと思う心の仇桜」とありますが、桜の花の儚さ、その儚さ故の美しさがお参りの方の心情に寄り添い、より皆様の目を楽しませているのでしょう。